サラリーマンができる投資は何か?ということを考えています。投信歴10年、個別株歴7年ですはーと
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ほんとうの株の話 著 山口揚平 メモ
2014年08月10日 (日) | 編集 |
GMOクリック証券で使用されている「株価と価値算定のステップ」についてのメモ。

全体的に株価が何でできているのかになります。以前「餃子投資の会」の際に株価の話をしてい
事業価値と、企業の負債資産については話せたのですが「理解できていないこと」が
わかりましたのでメモします。

1.事業価値を見積もる
 計算方法)経常利益×10倍 → 事業価値

2.財産価値
 貸借対照表を確認
 計算方法)流動性負債-(投資その他の資産合計×1.2)+流動性負債

3.負債(借金)を引く
 貸借対照表を確認
 計算方法)固定負債を確認

4.発行株式数で割って1株の価値を算出



ステップ1 事業価値の算定
 ・ある会社の営業利益が10億円の場合日本の実効税率が約40%のため、10億円の営業利益から
  実際に得られる利益は6億円となる。
 ・この残った6億円の期待利回り6%で割るその場合、以下の式に当てはまる。

  6億円÷0.06=100億円


ステップ2 企業の保有する財産の算定
 ・会社が保有している現金や土地などの確認を行う。「2つ」のものを足し合わせる必要がある。
  1)流動資産の中の財産部分
   →お金に換金しやすいもの、1年以内に換金されるもの
  2)固定資産の中の財産部分
    →1年以内にお金に変わらないもの。
  流動資産の中の財産部分
   →流動負債を1.2倍したものを流動資産から引いたもの
    1.2倍の根拠 上場企業の流動比率、流動負債に対する流動資産の倍率が1.2倍となるということ
    換金性の高い粒度王資産は財産価値として見なそうということ。

■そのほか本誌でのメモ
 ・株で儲ける仕組み
  基本的には「安く買って高く売る」
  安く買うとは?
  →株価には2面精がある。「現在株価(現在のねだん)」と「価値的株価」
   その株式の本来あるべき価格よりも安い価格で放置されているときに買い付ける。
   本来あるべき価格のことをその株価の「価値」という。
   株価自体が割高と割安を繰り返している中で重要なことは「価値的株価」、株価の
   算定を怠らないことが重要になってくる。
   (価値以上の価格で買い付けを行わないこと。)

 ・株価を購入するポイント
  株価の下落は「買い」
  企業が得ている利益が変わらないのであれば「価値的株価」は変わらない。
  株価が下落することは、本来の価値より安く株式を仕入れることになる。

 ・株式の売却ポイント
  割安で購入できた株式は、長期にわたって配当が出続けるのでそれ自体が「お得」のように思っていました。
  山口さんの場合、「売却」を前提とされています。私のように日中サラリーマンをしていると
  常に「現在株価」と「価値的株価(理想株価)」の確認できません。
 
  また、投資について次のように述べられていました。
  「投資とは、いまある資産をより価値のある資産に交換するプロセスになる。」
  「手元の証券の価値よりも高い価格を提示されている(株価が高い)のであれば今度は現金に交換すればよい」
  とのこと。


  企業価値算定の中で記載されているValuationMatrixのホームページ
  ざっくり企業価値評価やスクリーニングが簡単にできてしまうサイトについての説明が本誌に記載されています。
  ■ヴァリュエーションマトリクス
   http://valuationmatrix.com/

 ・2章まとめより
  1)企業は丸ごと評価する
  2)日本企業の価値を算定する場合、事業価値と財産価値を足す。
  3)事業価値は営業利益の10倍を見込む
  4)財産価値は流動性負債の1.2倍を差し引いた部分の流動性資産と固定資産のうち
   「投資その他資産」を足す。
  5)バリュエーションマトリクスのようなスクリーニングツールを使うと効果的に割安株を
  絞り込むことができる。

・企業の利益の源泉の確認方法
 著者 山口氏が考えている企業の利益の源泉の見抜き方
 ・その企業は「何で」稼いでいるのか
 ・「なぜ」稼げているのか
 ・今後、稼げる仕組みに変化はあるのか
 ・これから「いくら」稼げるのか

 これを原因、結果、事業の過去、将来の軸でとらえると以下のようになる。
 ・過去の業績  :その企業は「何で」稼いでいるのか
 ・過去の事業環境:「なぜ」稼げているのか
 ・将来の事業環境:今後、稼げる仕組みに変化はあるのか
 ・将来の業績  :これから「いくら」稼げるのか


 企業の源泉とNo1ホストがなぜNo1ホストか
 ・「ほんとうの株の話」を以前読んだ時にはピックアップできなかったことですが、読み直した際に
   なるほどと感じたことがありました。
  「企業がなぜ稼げているのか」に対する答えになるかもしれません。
  「企業価値の源泉は、通常たった一つしかない」ということ。
  もし企業の課題や強みが10も20も出てくるとすれば、まだ本質的な課題や強みの源泉を見抜けて
  いない状態になる。
  
  多くのことを知る溶離も、決定的に重要なポイント(これを『ホットボタン』というらしいです)
  を見つけてそれだけにこだわる方が、何事も成果を上げるうえではるかに楽になる。
  
  歌舞伎町のNo1ホストの言葉を例に出す。
  そのホストがテレビ番組のインタビューで
  「女性を口説き落とす時の成功のカギをたった一つあげるとした場合何か?」
  と聞かれたとのこと


  「その女性の本当にかゆいところ『だけ』、手を伸ばしてあげること」と答えました。

  同じように、企業分析をするとき「その会社の強みを一言でいうと」と言えるものがあるかとなる。

  利益を上げる企業の場合、以下のいずれかの勝ちパターンを持っている
   ・市場の魅力度
   ・ビジネスモデルの有望度


  僕自身の少し弱音を書くと、今までの経験もあり、どういう仕事であれば「勝ちパターン」か、
  まではわかりますが、「勝ちパターン」から外れると急に「負ける商談」もあります。
  「負ける商談」は、やはり「強み」が生かせない商談は基本的に「負ける」ことが多いです。
  無理に負ける商談に対応していると、やっぱり負けてなんだかボロボロになります。

  企業の強みは、企業の個々の強みと支援体制と全体でになりますが、どうやって苦手な部分を
  補強するための体制があるか、将来的に人材を育成できるかなどの体制を見ていくのも面白
  そうですね。

・現在株価と将来性、将来株価、割安さ、株価収益性をみていると
 株式、株価の形成がどうなっているか。少しずつ分かればなぁと思いました。

 それと、株式を持っていることは、会社の一部を保有することに近いと考えて、その際に日本式は
 「会社との繋がり」を求める姿勢もあり、僕自身も持っている「優待系個別案件のための保有」は
 「ある程度」はあってもいいですね。


■投資に役立つ7つの習慣
 1)株価が上がるか上がるかを予測するのではなく「割安かどうか」への着目

 2)意見ではなく、事実に基づいて判断する。
  1.割安度 バランスシートの健全性、事業の有望性
  2.経営力 株主重視、資本政策の巧拙
  3.価格修正ストーリー 流動性、テーマ性

 3)結果ではアなくその裏にある原因を見つめてみる
  上がった下がったという結果ではなく、「上がった、下がった理由」を知ること
  ひとが学ぶとは究極的には因果関係のパターンをたくさん知り、より本質に近づくこと。
  チャート分析に走る理由は、結果を追いかけるからとなるが、結果を追っても「本質的な価値」
  に近づくことはできない。

 4)すべてを知る必要はない。価値の「本質」を見抜く
  「株」を買うのではなく、「企業」を買うということ。
  企業の経営に近いところにいるため、「企業が生み出す価値を生み出す源泉は何か」
  を常に問い続ける必要がある。

 5)投資は手段であって、目的ではないということ

 6)毎月最低収入の一割を証券口座に振り替えよう
  まず、収入の1割を手元にとっておく、2割で借金を返済する。
  残りの7割で生活することこの習慣を実践した大学教授は借金を完済し、
  財を成したという内容
  →私自身読んだことがあり個人名が記載されていませんが「本田静六」の話でしょうか。

 7)謙虚に学び続ける姿勢を持つこと
  ・賢い、優秀だと過信したときから損失は生まれる。
  ・自分の透視能力を過信すると企業の価値の本質を見抜くメガネが曇ってくる。
   負けても買っても常にそこから学ぶ謙虚さを忘れてはいけない。

■株価が上がるために必要なきっかけ(上昇が起きる条件)
 ・株価は短期的には材料に反応し、長期的にはその企業の本質的価値に収斂する。
  割安に放置された会社の株価が上がるためには、何らかの「材料」が必要になる。
  この材料のことをカタリスト(触媒)という。
  割安株に日が差し込むストーリーが力強いほど、短期間に株価が上がりやすくなる。

  代表的な9つのカタリスト
  ・増配…増配はトリック
  ・優待の充実…株主優待は投資家をつる飴
  ・自社株買い
  ・IRの充実…語る企業は理解される
  ・新製品、新事業展開…投資家は新しいもの好き
  ・上場  …舞台の違いが人気の違い
  ・M&A   …買収という名の起爆剤
  ・分割、最低限単元の引き下げ…小分けで売れば買われやすい
  ・マスコミの影響…マスコミの影響は短期に起こる
   (ブームによる影響)


■本誌を読んで感じたこと
 ・企業の利益、資産、負債を測ることで理論的な「価値」を測ることができる。
  「株価」は本来の「価値」に収束していく。そのタイミングは誰もわからない。
  理論的価値をoverしていくモデルもいくつか有る。
  それは事業モデルか経営方法かなどを考慮して
  「本来の価値」より安い株価のものを買って、高くなったら売却する。

  順次利益確定したいものですが平日日中場が開いている間、サラリーマンを
  していますので、企業とは長期的に付き合っていきたいです。

  また、個別株式のリスク耐性が弱い部分も有り分散を行っていく必要もある。




■以下、山口揚平さん関連のメモ
 山口さんの書籍ですが、「ほんとうの株の話」、「デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座」は、個人で購入して読ませていただいています。
 


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