2014/05/30

投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 貫井佳子 訳3

久しぶりに読み返す一冊。以前のメモはこちら
投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 貫井佳子 訳
http://indexinvest.blog32.fc2.com/blog-entry-1743.html

投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 貫井佳子 訳2
http://indexinvest.blog32.fc2.com/blog-entry-1756.html

1回目の時にメモした内容はこちら
■20の教えメモ
 1.二次的思考をめぐらす
 2.市場の効率性(とその限界)を理解する
 3.バリュー投資を行う
 4.価格十勝の関係性に目を向ける
 5.リスクを理解する
 6.リスクを認識する
 7.リスクをコントロールする
 8.サイクルに注意を向ける
 9.振り子を意識する
10.心理的要因の悪影響をかわす
11.逆張りをする
12.掘り出し物をみつける
13.我慢強くチャンスを待つ
14.無知を知る
15.今どこにいるのかを感じ取る
16.運の影響力を認識する
17.ディフェンシブに投資する
18.落とし穴を避ける
19.付加価値を生み出す
20.すべての極意をまとめて実践する

===============ここまで

1.1時的思考は単純で底が浅く、誰にでもできること。
 2時的思考は奥が深く、複雑で入り組んでいる。2時的思考をするには以下のような非常に多くのことを頭に入れなければいけない。
 ・今後どのような範囲の出来事が起こりうるか
 ・その中で実際に起きると思うのはどれか。
 ・その予想が当たる確率はどのくらいか。
 ・コンセンサスの予想はどうか。
 ・自分の予想はコンセンサスとどう違うか
 ・その資産の現在価値はコンセンサスあるいは自分が考える先行きの見通しに見合っているか?
 ・価格に織り込まれているコンセンサスの心理は強すぎたり弱すぎたしりないか?


・ほかの人と同じことをしたり、同じような予測を立てたりしては、アウトパフォームできない。他人と違うことをするというのは、それ自体が目的ではなく、ひとつの思考手段である。
 ほかの人と差をつけるには、異なるアイディアを持ち、それを人とは違うやり方で実行するとよい。
 
・「本来の価値よりも安く買うこと」には何者にも代え難い魅力がある。
 効率的な市場で掘り出し物を見つけるにはどうしたらよいか?
 たぐいまれなる分析力や洞察力、先見の明が必要である。
 だが、「類い稀なる」というだけあって、そうした能力を持ったものはほとんどいない。


2.市場の効率性(とその限界)を理解する
 ・シカゴ学派の輝かしい功績の一つはインデックスファンドとして知られるパッシブ投資手段を生み出したことである。「アクティブ運用」を専門にお行うポートフォリオマネージャの大半が市場に勝てないのであれば、取引コストや運用手数料といった費用を負担してまで投資する意味はあるのだろうか、
 そのように疑問を抱いた投資家は市場インデックスに組み込まれている株式や債券に単純に市場と同等の比率で投資するファンドへと多くの資金をつぎ込んできた。
 そうすることで、投資家は年に数百分の1%の手数料を支払うだけで市場と同等のリターンを得られる。

 ・効率的市場仮説におかれる用語の中で二次的思考をするものがよりどころにするのは非効率性。
  非効率性とは?
  →投資家は市場に勝てないという市場に反論するための用語として過去の40年にわたってひろくつかわれてきた「市場が非効率的」という表現は平たく言えば、市場では過ちが起きやすく、そこから利益が生じうることだと考えている。
 効率的な市場という理論の根底にある条件
 ・研究熱心な投資家が多く存在する
 ・これらの投資家は知的かつ熱心で客観的な目を持ち意欲的で十分なスキルを持ち合わせている。
 ・みな利用可能な情報をほぼ同等に入手することができる。

 ・価格に大きな誤りが生じるようなことがあれば、安すぎたり高すぎたりする試算を見つけ出すことが可能といえる。非効率的な市場で掘り出し物を買ったものがいるのだとすれば、その分安すぎる価格で売ったものもいる。
 
 ポーカーの世界にこんな格言がある、「どのゲームにもカモがいる、45分経って誰か分からなければ自分こそがカモだ」非効率的な市場での投資についてもまったく同じことが言える。
 (2001年7月付、顧客向けレター αってなんだろう より)


 ・αを取るために、以下のような疑問を抱いてみよう。
  ・安すぎるものがあれば、すぐにでも進んで競り合う準備のできている投資家が何千人もいるのに格安の資産が存在するのはなぜか。
  ・リスクの割にリターンが高いと思われる場合、何か隠れたリスクを見落としているのではないか。
  ・それ程お買い得なのであれば、先を争って買おうとするものが他にいないのはなぜか。



3.バリュー投資を理解する
 ・もっとも古くからある投資の原則は「安く買って、高く売れ」
  「高い」、「安い」という言葉については何らかの客観的な基準が必要でありもっとも実用的な基準が必要であり、もっとも実用的な基準はその資産の本質的価値となる。
  この原則の意味は明確になり、「本質的価値を下回る価格で買い、上回る価格で売れ」となる。
 ・企業のファンダメンタルズ(事業内容や業績などの基礎的要因)分析に基づくアプローチとなる。
 投資家には二つの基本的な選択がある。
 a)株式に潜む本質的な価値を推計し、そこから株価がかい離した場合に売買する方法
  →ファンダメンタル分析、モメンタム分析
 b)将来の株価動向の見通しのみに基づいて、投資の判断を下す方法
  →テクニカル分析

 モメンタム分析は以下の二つのアプローチがある
 ・バリュー投資
 ・グロース投資

 バリュー投資とは?
 →証券の現在の本質的価値を推計し、価格がこれを下回った時に買う方法
  バリュー投資家にとって資産は魅力的に見えるからといった理由で投資する。
  基本的に資産わるは本質的価値を確定することのできる有形物と考える。
  もし、本質的価値を下回る価格で買えるのであればそれを実行に移す。
 グロース投資とは?
 →将来、価値が急増する証券を見つけ出そうとする投資方法
  バリュー投資とアドレナリンを放出させるモメンタム投資の中間にあたる。
  企業の現在の業績などにはあまり重きを置かず、将来性をより重視する。
  現在の本質的価値が源氏アの株価との相対比較でみて低くても将来的に十分な
  利益を生み出す歩と本質的価値が急増すると確信すればその株式を購入する。


4.価格と価値の関係性に目を向ける
 ・投資は「いいものを買う」ことではない、「モノをうまく買う」事で成功する。
 ・バリュー投資家にとって価格は出発点でなければならない。
  →どんな資産も高すぎる価格で買ってしまえば、悪い投資になるということ
  →十分安い価格で買えれば、悪い資産はほとんどない。(いい投資と考えている)

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