2014/04/01

IT業界の再委託メモ

IT業界の再委託メモ、仕事に役に立ちそうで立たなそうなメモ

日経ソリューションビジネスより
>大半のSIerが3次下請け禁止 2009/03/24
>玄 忠雄=日経ソリューションビジネス (筆者執筆記事一覧)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090318/326896/

 既に富士通や伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、CSKシステムズ、
新日鉄ソリューションズ(NSSOL)などの大手から中堅SIerまでが、3次の
下請けを禁じる「再々委託禁止」

NTTデータ:
 協力会社の外注は全て、NTTデータデータへの外注の報告・許可が必要。
 多重下請け自体は制限していない。2006年に偽装請負防止の指針2008年夏に
 対顧客、対協力会社向けの派遣契約を導入

富士通:
 セキュリティの観点から2001年に業務委託を2時下請けまでに制限する規則を導入。
 (富士通グループ企業は富士通と一体とみなす)。 
 2005年に請負適正化の指針を導入

NEC:
 以前から協力会社による外注は、NECへの報告、許可が必要近年請負適正化
 の指針を導入
 
※全体的に、 グループ会社の定義は?出資比率など?
 と思ってしまいます。

再委託の文化の一つには、日本の子会社政策にあると思っています。
100%株式保有の会社をひとつの会社にまとめないところも日本文化的なところはあります。

更に、建業法での再委託についてはYahoo知恵袋では次のように解釈しています。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114574836

==ここから抜粋
建設業の一括下請契約(注文の丸投げ)の禁止というのがあります(建設業法22条)。
これは、注文主と下請が、大手業者の利益のために不利益を被ることになるからです。
ただし、建設業でも一部の下請は当然OKですし、建設業以外で規制のない業種では、
一括下請契約(再委託)もとくに制限はありません。

==ここまで抜粋

再委託禁止というのは、面白い商習慣です。
・この中で確実に負けないのは親会社です。
・2番めは中間会社
・一番負け組は3のソフトハウス

■商流構成
1.親会社---2.中間会社---3.ソフトハウス


1.親会社
 費用の見積もり方
  ・パート1:「2中間会社」提示価格に原価率を掛けあわせ 親会社稼動分をのせる
  ・パート2:「2中間会社」に対し、提示費用を中間会社満額支払えない場合に、
        一定費用に抑えこむ

2.中間会社
 費用の見積もり方
  ・パート1:「3ソフトハウス」提示価格に原価率を掛けあわせ 中間会社稼動分をのせる
         3に対する利益の確保が可能。
  ・パート2:「3ソフトハウス」に対し、提示費用をソフトハウスの満額支払えない場合に、
        一定費用に抑えこむ

3.ソフトハウス
 費用の見積もり方
  ・パート1:開発に必要な費用の提示する。
  ・パート2:中間会社が発注できる費用内で対応する。


ほらね、こうしてみると親会社が有利で下流にいくにつれて 徐々に搾取していく方法が
出来上がっている。

本来請負の会社はプロフェッショナルな会社だからその人員に対して高い費用が支払われる
べきって思うかもしれませんがそんなことはありません、現代のITは、建築業と同じように
(実際の設計ではなく、プロジェクトの設計?)設計は行うので後は、請負の人たち
(IT土方さん)は、残りの作業を行って下さい。

親会社は、中間会社、ソフトハウスに対して、「アナタタチはプロですよね、設計や
仕様を理解できているから受注するのですよね」と。。

まぁ、ピラミットストラクチャー的にうまいこと作られていると感じます。
更にいうと、建築業のように建築士が何人いることなどということもないのが
IT業界の実情です。


これは15年以上いる私が感じることですが、IT業界の上の方にいるのと下の方にいるのでは
雲泥の差です。

■まとまったサービスを提供して欲しい企業
 →上流の方に有る会社に依頼した方がいいです。

■個別のサービスを提供して欲しい企業
 回線の提供もサーバの購入も行うけれども、このソフトのセットアップだけは行って
 ほしいというような企業にとっては「特化した企業(ここでいうソフトハウス)」
 へ依頼したほうが圧倒的に安い単価で仕上げることができます。

 ■留意点
  各企業のプロジェクト管理などを上流の会社が行わないため、個別に行う必要が
  出てきます。

IT再委託の契約メモ

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