2012/09/25

【鎌倉/セミプロ向け】鎌倉投信と「結い 2101」」に参加しました。#1

鎌倉の古民家を再生して投資信託会社として開業している鎌倉投信のセミナーに参加しました。

■ざっくりLink先は色々書かれているブロガーな方やジャーナリストな方
 ■梅屋敷さん
  http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-2111.html
 ■新所沢さん
  http://shintoko.asablo.jp/blog/2012/09/16/6575221
 ■竹川さん#1
  http://blog.goo.ne.jp/m-takekawa/e/fa796506fd065579e7aad68a6fce8374
 ■竹川さん#2
  http://blog.goo.ne.jp/m-takekawa/e/2131088f769cd016b6128712fac36253

■セミナーについて
 運用責任者新井和宏さん(以下新井さん)からセミプロ向けセミナーについて
 以下のように棲み分けたい。
 ◎一般向け説明会  :顧客に対して専門用語は話さないようにしている。
 ◎セミプロ向け説明会:ある程度のカタカナ用語は利用して説明する。


 一般向け説明会は、カタカナを排除して、エモーショナルに訴えることで、結い2101を分かりやすい投信にしたい。

 当日、鎌倉投信社屋には、受益者な方やそうでない方も居たりで14名の方が出席されて、運用説明会が開かれました。


 新井さんが何度か言われていたことで心に残ったのが、「鎌倉投信の経営/純資産総額」と「運用」は異なると言われていたこと。
 独立系投信ということで入金が分かりやすいことで運用に反映させやすいといわれていたました。

■運用と経営>クローバーアセット
 それと、独立系投信ということで幾つか思うのは安定性や信頼性、経営層とのつながりが重要だと感じています。以下の様になってはいけませんね。これでは効率的な資産の運用が出来なそうです。

"いい投資"探検日誌 from 新所沢
 クローバー・アセットで浪花おふくろファンド担当者が一斉に退職 ―
 http://shintoko.asablo.jp/blog/2012/09/15/6574143


 上記のようなニュースを読んでいると運用者を軽視しているか重要視しているかなども感じることとして持っています。

■運用と経営>鎌倉投信
 対して、鎌倉の場合鎌田社長と新井運用責任者(兼取締役)とのお互いが噛み合っていてとてもいい関係なのでしょうね。

 単純に「素敵」だと思います。「経営者」にはお金を集めることに奔走してもらい運用者(新井さん)は、いかに資産を有効に投下していくか(キャッシュとして持つか)を考えアセットアロケーションを組むことを1番の重要なことにしていく。

とのことでした。


■結い2101の商品設計について
 ・日本株の問題
   ⇒ 鎌倉投信の視点、こうしたいと思うことを表現されていました

 ・市場に対する仮説。
   ⇒ 日本株式に対する鎌倉投信運用者の視点の紹介

 ・個人投資家のニーズと運用者の特性
  ・低いボラティリティ
  ・安定的なリターン
  ・シンプルな商品(ロングオンリー)
  ・投資先を応援する仕組みつくり

 ・運用コンセプト
  ×インデックス連動(になら内容にします)
  ×ポートフォリオインシュアランス(金利で保険をかけるをやりません)
  ×ロングショート(をやりません)
   ロングショートは基本的に市場を予測できないので行わない。
   また、情報を取り入れてよりすばやく動くようなことは金融
   ベンチャーのシステムでは出来ない。

■商品設計について
 ・日本株にベータは存在するか?
  □自動車・電気産業依存
  □外需依存
  □少子高齢化などの社会的問題
  ↓
  低成長市場

 日本株のインパクト 
  → 全体的なマーケットがあがることが起こる可能性:小
 
 大企業で、大多数がイノベーションを起こすよりも小型の企業のほうが
 イノベーションを起こした際の影響が大きい。

 □仮説の設定
  ※鎌倉投信の重要な仮設
  ⇒ 社会に課題があるから結い2101を作って社会への問題提起を
   している
  ・社会的な問題を解決しない限り、日本株の長期的な上昇はない。

 □鎌倉投信の発想
  課題 :インデックスについていかない方法論はないか?
  
  解決策:東証1部意外に上場している株式へタイミング分散を行う。
      キャッシュをひとつのアセットだと思って利用する。
      株式が価値を生み出すがインデックスにはついてかない

■低成長市場(国)への投資手法
 ・ニッチなイノベーション
 ・もの・サービス飽和時代のビジネス
 ・社会的問題解決型ビジネス
 ・集中投資
  ⇒35銘柄、最終的には100銘柄までの集中投資/インデックスの
  ような3000や1万銘柄のような広域の分散は行わない。
   共感性、社会的課題、電気、自動車業界に投資をしない。
   また、規制がかかっている金融、建設などの業界も規制業界には
   投資をしない。規制されているなかで、利益を上げている本質が
   見えないため投資対象からはずしている。
   ただし、業界に必要な企業への投資は行っている
   (例:アニコム、ライフネット生命)

 BGI時代にエンハンスドアルファを求めていた、元々αが存在してい
 たが、ゴールドマンサックスなどいろいろな機関投資家が入ってき
 てαが消えていった。

 αは、作っては機関投資家に浸透し、同じ投資方法を行う人が増える
 とアルファが消えていく。

■リターンの源泉と他の金融商品との差別化について
 ・インデックス・ベータからの開放
 ・キャッシュマネージ
 ・銘柄選択とリスク管理のバランス
 ・主体的な調査体制(直接訪問、脱アナリスト依存、脱情報ベンダー依存)
 ・新規上場銘柄や直近業績の悪い銘柄をあえて保有


 ⇒幾つもあがりますが、彼らは持っている技術+α
  αは、書籍などで分かりやすく説明すると「共感パワー」であったり
  「投資先の見える化」の実行かなと思っています。

 ⇒効率的にキャッシュを使う、キャッシュは運用資産の一つと言われて
  いました。
  4月の運用報告会の時のメモでも書きましたが、その他で言われている
  ような、常にフルインベストメントでは投信の値動きを、標準偏差10に
  抑えられないということ。

  自分たちの金融商品を運用者が「個人向け商品なのでリスクを抑えたい」
  と言われている運用者の方は、初めてでした。

■インデックス対アクティブ運用
 対インデックスで、アクティブマネージャが負ける確率は高い

 (矢向)
  この部分をサクッと書いてしまうアクティブ運用責任者は凄いですね。
  だって、ある程度はインデックスが創りだすベータ上のものだって
  言われているのですから。

■鎌倉投信の考えとして、インデックスについて行かない方法論がないか?
 ↓
 ・TOPIX以外の市場への投資
 ・タイミング分散のためのキャッシュ保有
  (現在株・債券6割、キャッシュ4割が基本)
  株式の生み出す価値はあるがインデックについていかない

■市場のアノマリーの例
 ・東京市場は前日の海外市場と同じ動きをする。
 
 ・市場は情報に対して過剰に反応してしまう

 ・市場参加者は市場毎に異なる
 (東証1部は、機関投資家向け市場と成っている、個人向けではない。
  他の市場が個人向けと成っている。)


■結2101の商品設計について
 1.低いボラティリティ
  ⇒一人ひとりが長い間市場に居続けられるようにする。
 2.安定的なリターン
  ⇒BRを増やすことで、毎日少しづつリターンを確保する。
   BRについては、以下のホームページ?ブログも参考になります。

■NRI資料
 サーベイ:ショート拡張型運用130/30の進展と意義
 参考URL
 http://fis.nri.co.jp/report/pdf/media_journal200807_01.pdf

>アクティブ運用の基本法則
>それは、情報係数 ( Information Coefficient = IC ) と 戦略の
> ブレス ( Breath = BR ) を用いて

>IR = IC × √BR

>と表現されるというものです。

>情報係数とは運用者のスキルを表します。(計算は、運用者の予測
>リターンと実現リターンの相関係数で算出)
>ブレスとは 取引回数、投資対象銘柄数、意思決定回数などを表します。

>(実際には伝達係数 ( Transfer Coefficient = TC、運用の制約 )
> を用いて、IR = TC × IC × √BR と使用される)


>ここで思うことは、運用者のスキルが同じであれば取引回数や投資
>対象銘柄数を増やすしかない。


 上記の中でもこの数式が示されていますね。とても面白いです。
 アクティブリターンは、2つの要素でしめされる。

> IC ⇒ 釣果収益の予測と実績相関
>  (IC ⇒Infomation Ratio)
> BR ⇒ 予想対象銘柄数(予測頻度)
>  (BR ⇒ BRESS ブレス)

> 更に、IR = IC × TC × √BRとして

> TC ⇒ 伝達係数/期待釣果収益の予測値
> (TC ⇒ Transfer Cefficient)

 として考えることもあるらしいです。

※ ちなみに、アクティブポートフォリオマネージャの中では以下の
 ように説明されていました。

 IC ⇒ リターンを予測する能力
  予測と実際のリターンの相関関係である情報係数。
  この係数を予測能力を測るスキルの尺度としている。

 BR ⇒ ブレス:1年間にそのスキルを振るうことが出来る回数のこと。


 3.シンプルな商品(ロングオンリー)
 ⇒ロング・ショートでない理由についても言われており、運用サイド
  も将来を予想するわけではないので、ショートは考えていない。


 4.投資先を応援する仕組みづくり


個人投資家向けには、エモーショナルに訴えるように、リターンを以下の
まとめている。


□投資の確実(リターンの定義)
 投資の確実=資産形成×社会形成×心の形成


□現在の投信業界への投げかけ?
 運用者の特性

 ・ファンドマネージャのサラリーマン化
 (新井さんの思い)
  ⇒インデックスの呪縛からの開放
   BGIのインデックス運用からの比較運用を止める
   αの消失

 ・マネージャの分断(アセットアロケーションと個別資産)
  ⇒キャッシュマネージメント(キャッシュを有効的に利用する)

 ・マネージャの統合
 (新井さんの思い)
  ⇒アセットアロケータと株担当(ファンドマネージャ)の意見が異なる
  ・ファンドマネージャ⇒いいものを買いたがる
  ・アセットアロケータ⇒資産に対する運用リスクを下げたがる
  ・リスク管理⇒バーラモデルに依存する会社が多い

 ・第三者評価への依存(リスク評価の依存が大勢を占めている)
  (新井さんの思い)
   ⇒主体的な調査体制(直接訪問)
    脱アナリスト依存、情報への依存症に成っている
    商品に対するリスク管理をBARRAに依存しすぎている。

  ☆業界全体がBARRAリスク管理モデルに依存症に成っている

 ・その他に、新規上場銘柄や直近業績の悪い銘柄を敢えて保有するように
  している。

 ⇒新規上場銘柄として2012年も春~夏にかけて新規上場のサクセスHD、
  ライフネット生命と次々と「いい会社」を保有し始めているのもとても
  いい試みだと思います。


なんか書き終わっていない。続き書きます。

テーマ:資産運用 - ジャンル:株式・投資・マネー
category - 鎌倉投信 0 0

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