サラリーマンができる投資は何か?ということを考えています。投信歴10年、個別株歴7年ですはーと
| Login |
勝ち続ける経営 < 日本マクドナルド(2) 原田泳幸の経営改革論
2012年03月04日 (日) | 編集 |
勝ち続ける経営 < 日本マクドナルド(2)

原田泳幸の経営改革論

■P24
 マクドナルドは、カレーライスやチャーハンを出していたそうです。
 ただ、それは「絶対にやってはいけない、マクドナルドでしかできないこと
 ではない」からです。

 こういった「らしさ」を取り戻す。基本を取り戻すこと。
 これがいかに重要であるかを浸透させる必要がある。


■業績回復する企業に共通する「らしさ」
 ・コーヒーが売れるとビックマックがもっと売れる。
 ・基幹ビジネス、コアのメニューを持って売っていくために新しい
  メニューを出していく。


■新しいことをしようとするとき P35
 ・何か新しいことをしようとするとき、公園の木が大きく成長する時、
  同時に深く根を張っていく。それと同じように、業績が上がれば上がる
  ほど一番下のレイヤーであるQSCがより強固でなければいけない。

  ビジネスにおいても何か新しいことをやるときは、必ず基礎を練習しな
  いと上達しない。

  この後、本質をついた言葉が有りました。

  しかし、人間悲しいかな基礎を一番やりたがらない。でも、ビジネスは
  そういうわけには行きません。
 
  やはり「基礎、基礎、基礎」

  その為、第一優先の施策は今も、未来もずっとQSCで有る必要がある。


■マクドナルドはピープルビジネス
 ここら辺について以下に記載しますが、マクドナルドだけでなく多くの
 会社に提供できるビジネス技法かなと思います。

 ・マクドナルドはピープルビジネス

 1.ES(従業員満足度)が上がる
 ↓
 2.TO(離職率)が下がる
 ↓
 3.CSO(顧客満足度)が上がる
 ↓
 4.前年対比既存点売上高が上がる



原田詠幸のビジネス理念
 ・基本に立ち返る
 ・強さを伸ばす
 ・解決のリーダーシップが取れない人材は要らない
 ・リスクをとらないリスク、リスクをとる体力
 ・リサーチで企画をするな
 ・サイエンスとサイコロジー(科学と心理学?)
 ・ビジネスに終わりは無い、成功した時こそ危機
 ・周りの変化に合わせるのではなく、自ら変革を起こす
 ・非常識を常識に。できない理由はチャンスである。
 ・ビジネスはスピード、決定する前に実行せよ
 ・文化を浸透させるには3年必要。繰り返し何度も伝える。
 ・職位ではなく職種
 ・組織とは戦略をスピーディーに実行するためのもの
 ・後継者育成はマネジメントの使命である。
 ・売り上げの伴わないブランドの使命である
 ・世界のルールで戦え
 ・日本の文化を知り、世界の文化を知る。


 割と多くのビジネス理念がありますが、「基本に立ち返る」、「強さを伸ばす」
 「解決のリーダーシップが取れない人材は要らない」などについては知らない
 人にこそ知って欲しい大事なことかなとおもっています


 ここまで、書いていて、少し株式や売り上げと考えます。

 例えば、内需外食といった分野で、マクドナルドと、吉野家とほっともっと
 (プレナス)を比較してみます。
 http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2702.Q&ct=z&t=1y&q=l&l=off&z=m&c1=9861.T&c2=9945.T&c3=&c4=&x=on&y=on&bc=


■6ヶ月間の指数を含めた値動き 
 WS000011_20120219180026.jpg

■1年月間の指数を含めた値動き
 WS000008_20120219180027.jpg

 TOPIX、日経225と比べて、下落リスクが物凄く小さいと感じています。
 リスクリターンを考える上で、どういった状況かを物凄く考えやすいと思い
 ますし、「指数」を取り入れるリスクを凄く考えやすいと思います。

 景気が良くても、悪くても内需、食品といったカテゴリ上昇局面には弱い
 部分があることは分かっていますが、以下のように考えられます。


★指数(TOPIX,N225) = 値動きが大きい ⇒ 高リスク
☆個別 = 値動きが小さい商品もある ⇒ 低リスク

 こうして考えると、指数の組合せとリスクコントロールについて色々と
 感じてしまうことがあります。

■マクドナルド【業績】
      売上    営業利益  経常利益  利益  1株益(円) 1株配(円)
連10.12   323,799  28,135  27,161  7,864  59.2  30
連11.12予  302,000  29,000  28,000  13,600  102.3  30
連12.12予  300,000  32,000  31,000  18,000  135.4  30
【指標等】 <連10.12>
ROE  5.2%/ROA  3.9%

■吉野家【業績】
     売上    営業利益  経常利益  利益  1株益(円) 1株配(円)
連10. 2  179,602  -895    -476    -8,941 -14,162  2000
連11. 2  171,314  5,116    5,509   382   622.0   2000
連12. 2予 168,000  4,800    5,200   850   1,654   2000
【指標等】 <連11.2>
ROE  0.9%/ROA  0.4%

■プレナス【業績】
     売上    営業利益  経常利益  利益  1株益(円) 1株配(円)
連10. 2  117,623  5,480    5,784   2,940  75.0   45
連11. 2  122,514  5,749    6,035   2,428  62.5   51
連12. 2予  127,000 6,400    6,800   2,150  56.3   50~51
【指標等】 <連11.2>
ROE  4.3%/ROA  3.3%




コメント
この記事へのコメント
マーケティング馬鹿の不誠実極まりない経営によってマクドナルドは長期的に顧客に見放されました。

あんなメチャクチャな価格いじりができたのはマクドナルドというブランドがあったからであり、それは原田氏が来る前に確立されていたものが鍵です。

彼がロッテリアを経営していたら何をしても無駄でしょう。

勝ち続ける経営ではなく、強いところに入って負けが顕在化したらよそに私は逃げていく です。

マクドナルドは経営不振になり、原田氏は全く建て直しが出来ませんでしたから。
2014/04/22(火) 09:11:08 | URL | 騙されましたね #-[ 編集]
マクドナルドについて当時、2012年にはそれほど悪くないと思っていましたが、去年2013年だったでしょうか、おっしゃるとおり、1分マックをやったり、メニューを出さないようにして客に早めに注文をさせるなどは、お客さん目線ではないなと感じました。

正直、吉野家、松屋のようなファストフード店と比べて割高さも感じています。

マクドナルドの立て直しというよりは折ってソニーへ逃げたという感じでしょうか。
2014/05/10(土) 10:37:58 | URL | 矢向 #Ji7woxQg[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
勝ち続ける経営 日本マクドナルド原田泳幸の経営改革論原田泳幸 by G-Tools マクドナルドの原田泳幸氏。 前職はアップルということで、マックからマックへ、なんて言われる。 全然違う業界でもやっていけるんだなと感心します。 曰く、 基本が大事、 従業員満足度の重要性、 その企業らしさの維持、 キャッシュ・カウ(Cash Cow)、 業績と顧客価値とブラ...
2014/03/23(日) 13:58:54 | 月のブログ